triggerについて
今回はtriggerについての説明、作成方法です。
Anemoneがインストール済みでテーマをインストールする度にキャッシュクリアすると思いますが、この動作は
triggers
と呼ばれる制御ファイルによるものです。
この場合は、
/Library/Themes
このディレクトリにインストールされるとpostinstなどの制御ファイルを動作させてます。
このtriggersファイルを上手く使えばインストール毎にある動作を行わせる事ができます。
では、作成方法です。
自作やdebファイルからホーム画面に表示されるタイプの脱獄アプリなどをインストールするとuicacheしなければ表示されません。そこで自動でuicacheさせるようにする例を紹介します。
まず$THEOS/bin/nic.plからTweakを選択しプロジェクト作成します。
Tweak.xmはそのままにして下さい。
次にプロジェクト内のディレクトリに
layout
というフォルダーを作成します。
その中に更に
DEBIAN
というフォルダーを作成します。
更にその中に
postinst
triggers
この2つのファイルを作成します。
まずtriggersファイルを開き、下記のように記述します。これは「Applicationsディレクトリにインストールされると」という意味です。
interest /Applications
次にpostinstファイルを開き、下記のように記述します。
#!/bin/bash uicache
作業は以上です。Makefileやcontrolなど各自で編集して下さい。あとはビルドしてインストールして下さい。
これでdebファイルからホーム画面に表示されるタイプの脱獄アプリをインストールする度に勝手にuicacheを実行してくれます。