launchdの作成方法
今回はlaunchdの作成をしてみましょう。
launchdはデーモン、アプリケーション、プロセス、スクリプトの起動・停止・管理を行う、オープンソースのサービス管理フレームワークです。
このlaunchdは使い方によっては非常に便利なものになります。実行ファイルを決められた時間や定期的に実行させたり、ディレクトリやファイルを常に監視して何かしら変更があったらバックアップとしてコピーするなどといった使い方ができます。
さて今回は練習として
「LINEアプリを10秒毎に起動」
させるlaunchdを作成してみましょう。
使うもの
Open(Cydiaからインストールして下さい)
iFileまたはFilza File Manager
iOS Terminal
この2つです。ファイル編集やコマンドを実行する知識がある前提で進めていきます。
まず
/Library/LaunchDaemons
このディレクトリにアクセスします。
そしてLINE.plistという新規ファイルを作成します。拡張子はplistとなります。
次に
/usr/bin
このディレクトリにLINEという名前で新規ファイルを作成します。ファイル属性は下記画像のようにします。中身は
open jp.naver.line
このように書いて下さい。
出来ましたら、LINE.plistがあるディレクトリに戻り、このファイルを作成していきます。
プロパティリストビューで開き、
https://ghostbin.com/paste/43nnz
これをコピペして保存して下さい。
以上でiFileまたはFilza File Managerでの作業は完了です。
最後にiOS Terminalで
rootログインして
launchctl load /Library/LaunchDaemons/LINE.plist
このコマンドを実行して下さい。実行してから10秒経つとLINEアプリが起動するはずです。
注意:このやり方だと10秒経つ毎にLINEアプリが起動し続けるのでStartIntervalの項目の時間を長くするなどして下さい。
launchdを停止する場合は
launchctl unload /Library/LaunchDaemons/LINE.plist
この停止コマンドを実行して下さい。
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